コラム

「マンションの購入価格」は忘れよう

2016/08/12

マンションや自宅売却で失敗するケースの1番目の理由は「購入時の価格」を忘れられない場合です。

売却する立場からすれば「できるだけ高く売りたい」でしょうし、
購入側から見れば「できるだけ安く買いたい」と思っているのが普通です。

マンション売却では顕著なのですが、 マ
ンション売却に成功するかどうかは「最初の2週間の反応」でほぼ決まります。

この2週間で反応が悪ければ売出価格に失敗したと思ってもいいでしょう。

「客観的な視点」で適正なマンション売却価格を決めることが大切です。

「売り出し価格」でマンションの売れ行きはほぼ決まります。
安すぎてもダメですし、逆に高すぎても問い合わせも0件という結果に・・・・

立地が悪い、築年数が古い、リフォームなし、日当たりが悪い、手狭など条件の良し悪しに関係なく、マンションの売り出し価格が正常値であれば、約2週間で3件前後、少なくとも2件程度の問い合わせが得られます。

首都圏などではこれくらいの数字が正常値です。

3件前後の問い合わせがあるという事は、売り出している物件価格は「適正価格である」という事です。

不動産には「相場」という言葉はありますが、現実的には相場はなく「適正価格」が「相場」の基準です。

つまり・・・・売りたい場合、売却側が把握するのは「適正価格」だと言えるでしょう!

もし問い合わせが全くないのであれば、間違いなく「割高」だとユーザーに感じられている証拠。

マンションの価値や思い入れがあるのは分かりますが、 よほどの物件でない限り、その価格で売りだしても興味を持ってくれる人がいないわけですから、 半年経っても中々問い合わせも伸びないのが現実です。

マンション売却でまず確認したいのが、持ちたいのが「客観的な視点」です。

売り手だけでなく「買い手の目線」はもちろん、広告宣伝を行う業者の「視点」も重要です。

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