不動産売却のポイント

立地と広さが土地の価格を決定づける?

2016/08/12

不動産の価値を決めるものとして、真っ先にくるものは土地です。
不動産というと土地建物でワンセットとなりますが、建物は数年で資産価値というものはゼロになります。
ですから、売却時の資産価値というものは多くの場合、土地のみに集中しています。不動産売却を考えている方なら、こうしたことも念頭に、売却の話を進めていくといいでしょう。

土地の価格を決定付けるのは立地?

毎年地価の発表があり、日本一の地価は新宿のどこそこというのが話題になりますよね。
もちろん自分が住んでいる土地の価格も気になることでしょう。
それに固定資産税にも影響するのですから気になるのは当然と言えます。
土地の価格を決定づけるのは一にも二にも立地です。一般的に駅の近くといった交通アクセスの便利のいいところが多く、次に繁華街といった人の集まるところの土地の価格が高くなります。

将来的な不確定要素にも注目

土地に価格を決定付けるのは、もちろん広さも関係してきます。
立地と広さが土地の価格を決定づけるといって間違いありません。将来的に近くにショッピングセンターができるといった不確定要素によっても、土地の価格の変動は起こりえます。
不動産を決める3つの要素のひとつとしてはこのような土地についての価値をどう捉えるかによっても異なりますので、簡単に土地=いくら?といった考えだけでなく、プラスになる要素がないか把握しておくことも重要です。

売却したい時は不動産市場もチェック

土地の価格は右肩上がりとなると、一般的に景気がいいとされています。
バブルの時代は土地の上がり方がものすごく、今考えたら異常な状態でした。それが今の時代は景気が低迷している為か、東京の地価でいうと伸び率はほとんどなく、この5年間は横ばいが続いています。

国内のイベントが土地の価格をあげる?

土地の売却の成約価格も、この5年間でほぼ横ばいとなっています。
国内では、2019年にラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックと起爆剤になりうる行事が続きます。これから地価上昇が始まるかもしれません。不動産を売却しようと一度でも考えたことのある方は、地元の不動産屋さんやネットで調べたことがあるかもしれませんが、こうしたことも重要な要素となります。
不動産の価値は3つの要素が決め手となりますが、その中でも不動産市場はとても左右されますので、このあたりも不動産を売却する際にチェックしておきたい項目となります。

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